ボイトレで気づく、自分の位置を知る大切さ

あさってな目標

今月(11月)頭から通い始めたボイトレ、
二回目のレッスンにお邪魔してきました。

これまでネットで色々調べて、自分で
なんとなく練習してきたやり方が、
およそ全部間違っていたことに気づきました( ̄▽ ̄)

ちょっとggれば、
高い声(裏声領域)を強く出すなら
鼻に響かせるんだ、という字面の
情報はたくさん転がってるんです。

でも、鼻に響かせるのと
鼻にかかった声を出すのは
全く別だということは
あんまり誰も言ってくれません
(な、気がするだけかな)。

鼻にかけるのではなく、
声を当てるのは上の歯なんですって。

私は小中学校の音楽の授業で
教えられた程度の合唱の
発声くらいしかやったことがなかったので
裏声を多少綺麗に出すのは得意だったんです。

クラスの子にも、
歌声綺麗だねって言われてたし。

でも地声みたいな強い響きを出すのが
あまりにもできなさすぎて、
鼻にかける方が正しい出し方なのだと信じ、
習得しなきゃと躍起になっていました。

でも頑張れば頑張るほど
ダメな方向に進んでしまうという
悲惨な現状にやっと気づけたんですね。

というか気づかせてもらった。

やっぱり、正しい場所を知ってる人に
自分の今の状態を教えてもらうことって
大事なんだなって思いました。

失敗に感謝

正しい目的地を知らないままだと、
どんどん間違った方向に
突き進んでいって
矯正が難しくなります。

それは歌だけにとどまりません。

考え方だってそう。

自分より圧倒的に上にいて、
高い次元でものを見ている人は、
自分と同じ現状に遭遇しても
捉え方が違います。

今はこの位置にいるんだ、ってことが
わかるからですね。

例えば何か失敗してしまったとして…
仕事でも勉強でも趣味でもなんでもいいですが。

普通なら、どうして失敗したのか
原因を考えて、次やらないための
対策を考えて、そして結構落ち込みますよね。

でももっと高い世界を見れる人は、
その失敗のおかげで得られたものを見出し、
経験として活かしていくことができます。

誰かの役に立つような経験として
解釈してしまうことができる。

だから、究極失敗なんてないと
捉えることもできます。

この経験を得るために
この失敗があった、みたいな。

発声の話に戻ると、
私の場合、ggって頭に入れた知識で
間違った発声を練習していたとという
失敗があるわけなんですが、
そのおかげで、「間違った状態」を
知ることができました。

鼻にかかってるし、
その割に鼻に響いてないし、
お腹から使えてないし、
喉とか首に力が入ってるし、
声帯は閉じすぎているし。

苦しいし声枯れていくんですよねぇ…

最初からできてしまっていたら
間違った状態を知ることがないので、
その時の感覚は分からないまま。

だから、もし仮に誰かと
発声の話になったら、
私はこう間違っててこうキツかった、
と話すことができますよね。

(そんなシチュエーション、あんまないと思いますけど笑)

それに、一応調べて字面で
知識を入れてみたり(正確性は置いといて)、
自分で感覚を掴もうとしてみたり、
“練習”自体はやっていました。

だから、自分が発声している時の
感覚に向き合うことには慣れています。

どこに響かせるのか、
どこを使ってどこを使わないようにするのか、
目指す方向に対して、
自分のどんな癖が邪魔しているのか、など。

だから、間違っていたとはいえ、
無駄とか余計だったかと言われると
そういうわけでもないと思っています。

何もやっていないよりは、
上達は早くあってほしい(願望)。

それにしても、先生がひと度声を出すと
響き方も音圧も違いすぎていつも圧倒されます。

私もそれくらい出せるように
なりたいなあ…

というわけで、今回はこの辺で。

ではまた!

音楽
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碧い もみじ

平成9年生まれ熊本出身、埼玉在住。
高校入学直後「起立性低血圧(自律神経失調症)」と診断され、その後約8年を棒に振ったものの自力で治し、現在はフルタイムで都内まで通勤している。
絵や歌、アクセサリー作り、古典的な自転車など、興味を持ったことにはとことんハマってきたタイプ。
情報発信についても数年かけて学んだため、自分も何かできることを発信しようとサイトを立ち上げた。

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